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道本部情報

【道本部情報】志賀原発１号機の運転再開反対を求める打電行動

３月１８日、名古屋高裁金沢支部は、志賀原発２号機の運転差止訴訟において、運転差し止めを命じた1審判決を破棄し、原告ら住民の請求を棄却する判決を言い渡しました。この判決は新耐震設計審査指針の妥当性を何ら検討することなく、北陸電力が示した断層評価や耐震対策をすべて鵜呑みにした全く非科学的不当判決であり、到底容認することはできません。原告団・弁護団は、上告を決定し、引き続き運転停止を求めて行くことしています。
３月１９日、北陸電力は、この不当判決を受け、石川県と志賀町に対し臨界事故隠し発覚以降停止している志賀原発１号機の運転再開の申し入れを行いました。このことから当面、１号機の運転再開問題が焦点となります。依然として耐震対策についての疑問、不安は全く解消されていません。特に、北陸電力は、過去の1号機における臨界事故に対する再発防止策さえおざなりであり、住民の命と生活を危険に晒す北電の対応に多くの怒りの声が挙がっています。

それにもかかわらず石川県は、申し入れを受け、３月２４日にも原子力環境安全管理協議会を開催し、運転再開について同意していくことが予想されるなど緊迫した情勢となっています。さらに、１、２号機の運転強行後はプルサーマルの申し入れが予想されます。

このような動きに対して、道本部として、中央原水禁、自治労本部、道フォーラムの要請に基づき、「１号機は動かすな」という声を石川県、志賀町、北陸電力に集中する以下の打電行動にとりくみます。緊急ですが各地本・単組・総支部からの取り組みをお願いします。あわせて、名古屋高裁判決に対する石川県平和運動センターの声明（別紙）を添付します。

下記のＦＡＸ情報をご覧下さい
２００９年３月２３日付けＦＡＸ情報をダウンロード