地方本部情報

2009年03月11日

【地方本部情報】渡島地方本部春闘総決起集会

3月4日(水)18:15~北斗市総合文化センターかなで~るで、09国民春闘勝利!渡島地方本部総決起集会を開き15単組・総支部178人が参加した。
また、当日は公共民間労組の仲間も約30人参加し、各ブロックと公共民間の春闘の現状が報告された。


【画像】あいさつする川村委員長

冒頭、主催者を代表して川村執行委員長が、森町職労の賃金合理化問題に対して地本としてもできる限り、団体交渉に出席する中で対応・協議してきたこと、また、北斗市における高額医療費問題への対応などを中心にあいさつした。
また、自治体が置かれている状況をともに共有しながら、さらに厳しい状況下で春闘を闘う公共民間の仲間への最大限の支援を訴えた。

引き続き、道本部・大出組織部長が、今春闘をめぐる中央・道内情勢さらには公務員制度改革問題や統一要求書に対する取り組み、地公三単産の統合問題などについて説明も含め連帯のあいさつをした。

東館副執行委員長からは、2月12日実施された道本部・地本の合同オルグにもとづく各単組における取り組み状況について報告をし、その後、各ブロック代表から報告や決意表明が述べられた。

特に、森町職労は、賃金合理化への経過では全組合員への説明集会や青年部独自交渉、執行委員会・団体交渉など、この間の取り組みを報告した。

さらに、北斗市職労は、高額医療費返還問題で担当者へ個人請求問題については、単組と地本が対応を協議した中で連合顧問弁護士や道議会議員・市議会議員との連携も含めて対応し、白紙状態に戻した報告した。
 
また、公共民間労組を代表して、亀田清掃労組・中村執行委員長から、年々厳しさを増す委託料など、ともに力をあせて春闘を乗り切って行きたいと決意表明があった。

いずれにしても、厳しい状況でありながら、組合という組織を通して、こうした問題に対しきっちりと取り組みをしたことで、一定の効果や対応ができた言える。

最後に川村執行委員長から、社会が崩れている中で、労働組合の果たす役割を再認識するなか、次期衆議院選挙では、「道南から政権交代!!」を力強く訴えるとともに、逢坂誠二の完勝を勝ち取ることを参加者全員で確認し、「団結ガンバロー」で集会を締めくった。

参加された組合員のみなさん!大変ご苦労様でした。

コメント (2)

ゆにおん:

集会の模様の掲載ありがとうございます。
記事のとおり渡島では、
例年の春闘に加え新たな独自削減と高額医療費の問題を抱え、
まさにいま自治体労働者が矢面に立たされていることを
痛切に感じました。

公共民間に対する執行委員長の思いもあり、
ベースアップがないなか交渉をして
硬貨を1枚、2枚と粘り強く積み上げていく
民間労組の仲間の様子も紹介され、
この春闘のたたかう意義を全体で確認したところです。

当職からは、医療が大きな課題になっていることから、
看護師も4名参加し地方本部の課題と取り組みを
共有してきました。
その後役員とばんご飯を食べながら、職場における
様々な問題、上司とのあつれき、そして組合に対する
期待や要望などを本音で語っています。

自治体単組は統一行動に向け、
いままさに交渉のまっさいちゅうだと思います。
最低妥結基準をみんなで議論したなかでつくりあげ、
民間の仲間の支援という意味合いもこめて
きちんとストを配置したうえで
当局と交渉していかなければなりません。

それにしても・・・
定額給付金事務が重なるのはキツいです。
とほほ・・・

道本部:

ゆにおん さま

投稿ありがとうございます。
09春闘における対自治体闘争は、明日の統一行動を背景としながら、各単組において精力的に交渉が行われています。

春闘総決起集会に多くの公共民間の仲間が参加していることや、その代表の決意表明がされていることをみても、渡島地本が公共サービス民間労組の組織化と連帯が先進的に取り組まれている証だと思います。

民間の仲間のたたかいは、これからがまさに本番です。節目、節目の連帯・共闘を大事にして、地本の組織強化と運動の前進に図りましょう!


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