1月10日、札幌市自治労会館で自治労北海道本部2017国民春闘討論集会を開き、121単組・総支部212人が参加した。開会にあたり大出委員長は「この討論集会から春闘がスタートする。各地方本部での討論集会、単組の議論を経て、2月に開催する中央委員会で春闘方針を決定することとなるが、働き方改革など大きな課題を背負っての春闘となる。臨時非常勤等職員の処遇改善についても本腰を入れていく年となる」と述べたうえで「各単組において全組合員が何らかの形で春闘に関われる工夫をしていただきたい。その努力を全体で確認し合いたい」と訴えた。
基調講演では、井手英策・慶應義塾大学経済学部教授から「分断社会を終わらせる~所得の保障から尊厳の保障へ~」について講演を受けた。
その後、2017春闘の方針提起、全体討論と4つの分科会「当面する賃金課題」「組織強化・拡大にむけて」「臨時・非常勤等職員の組織化にむけて」「よりよい地域医療・福祉を守るために」を行い議論を深めた。