12月19日、「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動を札幌市・大通公園西4丁目にて開催した。今集会は、12月10日に大雪により延期された「辺野古新基地建設を許さない!北海道アクション」を兼ねて開催され、道内から約400人の市民が参加した。
集会の中で、北海道平和運動フォーラム長田代表は「2016年、今年最後の行動となった。12月12日、駆け付け警護等を含む新任務の運用が始まった。南スーダンは内戦が続いており、自衛隊の皆さんが殺し殺されるリスクを背負うことになった。来年5月には、北海道の部隊が派遣されることになっている。改めて、駆け付け警護等の撤回、PKOからの撤退、戦争法の廃止を求めて、粘り強くたたかっていきたい。」と述べた。また、沖縄で墜落したオスプレイについて「2つのオスプレイの重大事故が起きた。このような中で、本日、飛行を再開した。言語道断、容認できない。満身の怒りを持って抗議するとともに、オスプレイの即時撤退を求める。私たちは、この沖縄の基地問題は、人権の問題、国民主権の問題、平和主義の問題として捉え、沖縄県の皆さんとともに、全国の皆さんと連帯して訴えていきましょう」と述べた。 また、室蘭工業大学の清末准教授は、辺野古新基地建設・高江のヘリパッド建設等、沖縄県民の民意が無視されている状況を踏まえて「沖縄が植民地でなければ説明できないくらい異常な事態。辺野古の埋め立て承認取り消しをめぐる高裁判決で、沖縄県側が敗訴するという事実がものがたっている。これらのことは、裁判官だけでなく、日本人全体に強く問われていることではないか。沈黙はさらなる不正義を生む。声をあげよう!大きな声をあげよう!抑圧者であることをやめさせる為に!」と呼びかけた。 2017年の「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動は、1月19日(木)18:00からを予定している。詳しくは、北海道平和運動フォーラムのホームページをご覧下さい。 |
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2016年12月20日(火)