明日11月23日、13時から幌延町・共進会場(東が丘スキー場下)で「北海道への核持ち込みは許さない!11.23幌延デー北海道集会」が開かれます。
幌延町が核廃棄物研究施設を誘致してから31年が経過しました。幌延深地層研究センターをめぐっては、道は「放射性廃棄物の持ち込みは受け入れ難い」との条例を制定し、道および幌延町、原子力機構(旧核燃機構)は「研究のみ」として「放射性廃棄物や放射性物質を持ち込まないし使用しない」、「研究終了後は埋め戻し、最終処分場にしない」との『協定』を締結しています。
処分場の選定をめぐっては、国は昨年、自治体の公募に頼る方式から国が受け入れを要請する申し入れ方式に改め、2016年中に日本全国を「適性の低い地域」「敵地」「より適性の高い地域」に分けて「科学的有望地」を提出する予定で、各地で説明会を開催しています。
また、日本原子力研究開発機構は、「20年程度」とした研究機関について「中期計画終了の19年まで」に研究終了時期及び埋戻し時期について明らかにすると変更しました。この間、NUMOの野村理事が「埋めるともったいないし、芝生にして返せと言われても何となくやる気がしない」などと、研究機関の延長や「三者協定」を反故にするかのような発言をするなど、なし崩し的に研究機関が延長され、最終処分場にされるかもしれないきわめて危惧すべき状況です。
このような中、31回目となる「11.23幌延デー北海道集会」が開かれますので、お知らせいたします。