道本部は、本日6月3日、午前9時30分から自治労会館5階大ホールで「第123回中央委員会」を開いている。

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本中央委員会は、越年決着となった2015賃金確定闘争・人事評価制度、2016国民春闘の中間総括から、人勧期闘争、そして自治労の命運をかけた参議院議員選挙闘争の最終的な意思統一の場となる、極めて重要な位置づけを持った会議となる。

 

大出・道本部執行委員長は、自治労道本部中央委員会の開会にあたり、当面する諸課題・政治闘争についてふれ、あいさつした。

衆議院5区補選は残念な結果となったが、野党統一候補を立て、たたかった流れが参院選挙1人区・全国32選挙区での野党統一候補調整に大きく貢献した。

また、新自由主義的政策や安保法制、改憲策動に対して、私たち組織された労働団体が粘り強く訴えた結果、多くの市民団体が結成され行動する原動力になった。「ダメなものはダメ」と真っ先に声をあげ、行動することも労働組合の大きな使命であることを確認し合いたい。

参議院議員選挙の争点は「安倍首相率いる自公政権の暴走を是とするのかNOを突きつけるのか」である。私たちは圧倒的な権力を前に、「皆で決めた方針」を実践し、各種取り組みを強化するしかない。しかし、現状は極めて深刻な状況だ。もう『できない理由』を並べている段階ではない。改めて単組・地域での具体的な運動展開を要請する。

自治労組織内・全国比例区『えさきたかし』、北海道選挙区『徳永エリ』ということとあわせて、「日本の平和と民主主義の危機」「地方自治の危機」を組合員一人ひとりにしっかり訴えてほしい。

『えさきたかし』を圧倒的な勝利で再び国会に送り出し、川本・中央本部執行委員長に、「素晴らしい結果」を背負わせて、総務大臣交渉に行かせよう。明日からの取り組みを強く、強く要請したい。