連合北海道は10月28~29日、札幌市・京王プラザホテルで「第28回定期大会」を開いている。

大会には、民主党北海道・佐々木代表や道議会議員・国会議員秘書。北海道労働者福祉協議会・髙柳理事長をはじめ労働福祉事業団体、高齢・退職者団体連合、各友誼・友好団体や顧問らが駆けつけあいさつした。

連合北海道・工藤会長は、「先の通常国会で、働き方やこれからの国の形を決定づける重要な法案が数の力で強引に押し切られた。労働者保護ルールの改悪、安保関連法など、この国会の状況を決して忘れることなく、次に踏み出さなければならない」と強調した。

また、「強引な政治に終止符を打つためにも来春の衆議院北海道5区補欠選挙、7月の参議院議員選挙が最も重要な取り組みとなる。連合北海道は結成から25周年を迎えた。産業・雇用・社会保障の持続可能性の確保、社会的・経済的格差の是正など、課題は山積している。社会に広がりをもった運動で困難を乗り越えていくことが、私たちに課せられた任務だ」としたうえで、「既存の組織の枠組に留まらず、地域における連合の活動を推進し、社会的不条理に立ち向かい、名実ともにすべての働く者が連帯できる組織へと、連合北海道の旗を大きく掲げよう」と訴えあいさつした。

大会は、29日まで開かれ、向こう2年間の方針と役員体制を確立する。

※大会2日目のようすは、あらためて単組組合員専用ページにアップします。