戦争をさせない北海道委員会は7月15日、札幌市・大通公園西3丁目で『総がかり行動』を行った。行動には一般市民ら約600人参加した。
戦争させない北海道委員会事務局の北海道平和運動フォーラム・長田事務局長は「安倍政権は、衆議院予算委員会で『戦争関連法案』を数の力で強行採決した。この暴挙に対して、怒りを込めて断固抗議しなければならない。安倍首相は憲法を私物化している。国民世論に乖離した首相は退陣してもらおう。戦争させない北海道委員会は引き続き世論拡大に全力で取り組む」と呼びかけた。
北海道労働組合総連合・黒沢議長は「いま、団体や宗教、思想信条を超えて、多くの人が戦争法案を止めるために団結している。若者が声を上げ出している。北海道から安倍首相退陣の声を永田町に送ろう」と呼びかけた。
戦争させない北海道委員会呼びかけ人の北星学園大学・岩本一郎教授は「憲法学者がこれほどバカにされたことはない。安倍政権は国民の信託をゴミ箱に捨てているようなものだ。安全保障法案は戦争参加と国民をテロに巻き込む憲法違反だ」と批判した。
最後に「戦争をしたくなくてふるえる」のメンバーの、うえださんは「政府は国民をなめている。ふざけるな安倍晋三という気持ち。僕たちには力があると考える。声をあげて、 戦争のない平和の未来をつくることができると考えている。がんばっていきたい」と決意を述べた。
またデモを企画した高塚さんは「いまこそ私たちが一致団結して戦争法案を廃案にしなければならない。いま日本はおかしな方向に進んでいる。みんなで声をあげていきますしょう」と連帯を呼びかけた。
デモパレードでは、戦争法案強行採決に怒りをあらわにした市民がデモ中に沿道から次々と参加し「戦争法案 反対」のシュプレヒコールを行いました。最終的には予想を大きく上回る1200人以上の参加で終了。引き続きさらなる総がかり行動を展開する。