3月26日、第18回統一自治体選挙・北海道知事選挙が告示され、選挙戦はいよいよ本番に入った。
自治労道本部推せん候補の「佐藤のりゆき」さんは、道庁東門前で第一声を上げた。
応援に駆けつけた評論家・小沢遼子さんは、「佐藤のりゆきさんは、新しい北海道を拓く。北海道は外から見れば夢の地だ。人口は減る、生活保護は増える、産業もうまくいかない、大変なところに立ち上がった。一番の政策は『かせぐ』。これからはカネを国からだけではなく、国と地方のパイプがある地方都市にするのではなく、自分たちの手で稼ぐ、地方に工場をつくり北海道を独立国のように作る。それが決め手だ。夢の北海道をつくる力はある。気持ちがどちらをむくのか奮い立つのかが始まりだ。日本で一番大きな北海道で、新しい知事が生まれ、新しい考え方、人々とのつながりを大事にする考え方を、皆さんの判断にゆだねることは素晴らしいことだ。夢を抱える佐藤のりゆき候補を応援しよう」と激励した。
佐藤のりゆき候補は、「今の北海道に希望がない。みんなが夢を持ち、希望を持って、わくわくして暮らせる北海道としていく。12年間北海道には『企画』というものがなかった。頑張る人たち、豊かな資源、広大な大地、これを活かす企画がなかった。実行力もなかった。このままさらに4年間もいくと北海道は沈没してしまう。それを止めるため立候補を決断した」と述べた。「北海道が企画力を持ち、実行力を持ち、みなさんと一緒に北海道を前に動かす。北海道が豊かになるには、第一次産業を豊かにして利益を生むことが必要。利益を生むためには、179市町村に研究所、会社、工場などをつくり、20代、30代の人が働く場所をつくる。北海道の人口減少は13年前から始まっていたのに対策はなかった。若い人たちが北海道で働き、一次産業が利益を上げると、そこに観光産業も立つ。観光立国は一次産業だ。一次産業、観光産業が豊かになり、中小企業が利益を得る。その結果、福祉、医療が行きわたり豊かになる。豊かな北海道にして安心安全に暮らせるように変えていく」と強調した。また、「北海道に原発はいらない。脱原発のロードマップをつくる。福島のようになれば、一次産業、観光産業壊滅、命が危うい。子どもたちのために、孫たちのために北海道の将来を考えて一緒に行動しよう。自主自立をして独立国のような夢を持ち、希望を持って、わくわくする豊かな新しい北海道をともにつくろう」と力強く訴えた。