2月2日(土)、札幌市・ホテルポールスター札幌で、「平和憲法を守り、教育を創る全道集会」が開かれた。
はじめに、結城洋一郎会長が「旭川・札幌・函館弁護士会からの人権に係る勧告を無視したやり方で『日の丸・君が代』『通報制度』を強制的に進める道教委は許されるものではない。権力の暴走を許さず、教育の自由を守り、子どもの権利を保護する道民運動を進めるために開催した」と述べあいさつした。
その後、ミニライブでは新谷 達郎さんが「失われた記憶」(認知おばあの唄「気がつけばここにいた・・・」をはじめ3曲を熱唱した。
リレートークでは、「学校に自由の風は吹いているか!-今、学校現場で子ども・教職員・保護者がともに元気で生きていくために-」をテーマに、司会を川澄・民主教育をすすめる道民連合事務局次長、パネラーを白井 孝幸さん(後志管内公立学校教員)、高橋 幸弘さん(民主教育をすすめる釧路住民会議)が務め討論が行われた。
高橋さんは、「釧路市の『学習保障条例』は学力(数値)テスト重視。賛成派の塾講師が開設している『脱北(北教組から抜けよう)』ブログもある。義務教育で学ぶことは『数値』だけではない。文部科学省の学力テストでわかるのは『学力の一部』という見解もある」と述べた。
その後、要請行動報告(1/31の道教委への要請行動。民主教育を進める道民連合・島川洋子・事務局長が報告)、緊急報告(旭川・札幌・函館弁護士会からの人権に係る勧告に至る経過報告。 北教組・山谷一夫・法制部長が報告)、集会アピールを採択し閉会した。