北海道平和運動フォーラム主催の「特定秘密保護法案」反対!許すな改憲!12・8北海道集会が12月3日自治労会館で開催された。市民など350人が参加し、会場の廊下まであふれた。
防衛問題が専門の半田滋・東京新聞論説兼編集委員が「集団的自衛権のトリックと安倍改憲」と題して講演。防衛問題を長年取材してきた経験を踏まえ、3年前に札幌の講演会で話したことが自衛隊の内部文書に誤って書かれていたエピソードを披露し、「安倍首相は日本を戦争の出来る国にするための過程として、法案の成立を目指している。特定秘密保護法案ができれば間違いを訂正する機会も奪われる」と指摘。「成立阻止には、あきらめず反対の声を上げ続けることが重要だ」と訴えた。
その後、「国民主権と民主主義に反する法案は廃案とすべきだ」とする集会アピールを採択した。