7月8日(月)、大樹町「浜大樹」砂浜で北海道平和運動フォーラムなどが主催して、反安保、自衛隊の「海外派兵」・「協同転地」演習反対!「浜大樹揚陸訓練」反対!7.8全道抗議集会が開かれた。
軍事演習は、1977年6月から今回の7月8日で31回、訓練開始から36年目を迎える「浜大樹」で、東北方面隊の陸自第6師団の協同転地演習(海上自衛隊輸送艦及び搭載LCAC(エアクッション型掃陸艇)を用いた「掃陸訓練(8日)」と、「撤退訓練(9日)」)が実施された。
これは中国、朝鮮半島をはじめ東北アジアの平和を脅かし、いたずらに緊張感を高めるもので断じて容認できるものではないため、地区労時代から平和運動フォーラムに受け継がれ、現地における全道的な抗議行動(集会)(1983年5月に行った抗議行動の際には地区労議長ら6人が不当逮捕されるなどの弾圧も受けた)が、今回も開かれた。
北海道平和フォーラム中村代表は「“協同転地演習”として第5旅団(北海道帯広市)が道内から初めて参加した。今回の演習目的は、自衛隊の広報によると目的が“災害支援”だということだが、救急車などの災害支援車両は皆無。言っていることと実際にやっていることがかけ離れ過ぎている」と指摘しあいさつした。
集会では、全道各地・単産からの闘争報告は大樹町共闘会議の決意表明があり、一層強化される軍事演習に抗議。憲法改悪、戦争政策に反対する集会決議が採択された。