7月3日18:30から、「いざ出陣!!小川勝也総決起集会」開かれ、1500人が札幌市民ホールに詰めかけた。
集会では、組織力を発揮して逆風を跳ね返し、小川勝也の必勝と比例代表の完勝を勝ち取ることを誓い合った。
主催者を代表して、横路本部長が、「労働の規制緩和、
TPP参加や憲法の改正など現政権の暴走に歯止めをかけるため、今度の選挙は負けるわけにはいかない。家庭や職場、地域で参議選の重要性を訴えてほしい」とあいさつした。
横路孝弘本部長
激励に駆けつけた直島民主党副代表は、「国民の思いを受けて活動できる政党は民主党だ。厳しい選挙戦だが支持を拡大し、小川さんを国会に送り返してほしい」と訴えた。
直嶋正行・民主党副代表
連合北海道が推せんする、9候補などのプラカードが勢揃い。
画像は、自治労が推せんする「あいはらくみこ」さんのプラカード
小川勝也候補予定者は、「比例候補10人とともに必ず勝たなければならないたたかいの先頭に立ってがんばる」と決意を述べ、その上で「昨年の総選挙の敗北の後、いろいろと悩み、考えてきた。今回の参議院選挙は政権を決める衆議院選挙と匹敵するぐらい重要な選挙といえる。安倍政権の暴走を止めるため、日本の二院制における良識の府としての参議院の役割を今こそ発揮する時がきている。安倍政権の7月21日以降が極めて危険といえる。改憲と国防軍設置や原発政策の推進、TPPへの参加など、民主党政権時代に苦しんで結論を出してきたことすべてが変えられようとしている」と強調した。
また、「アベノミクスからTPPの議論は空恐ろしい。北海道で利益を得る方策はほとんどなく、まずは燃料があがり、暖房費や電力、来年から消費税が上がることが予定され、道民の生活は戦々恐々としている。民主党政権時代は他国にはないスピードで進んでいる少子高齢化社会に対して、日本社会をいかに進めるか悩んで政策を打ち出してきた。これから毎年給料が上がり、税収が伸びるということは期待できないのに、アベノミクスは金融の量的緩和を推し進め、実体経済の伴わない期待感だけで円安・株高をもたらし、国民の生活は改善するどころか物価高で賃金は上がらず、結果的に借金だけを次世代へもたらす危険な政策だ。安倍政権は結論を成長に主眼を置いてTPP交渉へ参加するとしているが、農業分野で3兆円損しても他の分野で3兆2千億円得をするからよいといっている。海外から安いものが輸入されてくると競争力の乏しい日本の農業が打撃を受け、北海道経済そのものが危機となる。米国の多国籍企業が利益を得るために訴訟の権利さえも与えてようとしている。その延長線上には地域や社会保障が犠牲になっても良いという考え方だ。絶対に許されない。どんなに日本の経済が発展するとしても、北海道に利益のない政策は認められないし、北海道が本州の犠牲にならない、機関投資家の犠牲になってはならない。北海道を守り、道民生活を守るたたかいを17日間全力たたかう」と決意を述べた。