6月16日(日)12時から、大通西11丁目広場で「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」全道キャラバン到着集会が開かれた。

全道キャラバンでは5月20日から取り組み、訪問した自治体数は166、走行総数6000キロにのぼった。街頭演説も106カ所で実施され、道内の各地域で、格差拡大を招いているアベノミクスの本性や地方交付税削減を道民に訴え、「STOP THE 格差社会!」の声を各地で広げた。

 

集会で、連合北海度工藤会長は、「私たちの働きや暮らしの現実は、リスクに直面していると言わざるを得ない。政府はデフレ脱却を掲げ経済の再生を最優先課題と位置づけ、アベノミクスを打ち出しているが、政府がやるべきことは、国民の暮らしの底上げと格差社会の是正だ」と強調した。

また、「私たちは、今声を上げ行動しなければ社会は変わらない。労働者の犠牲の上の成長戦略を描くことは許されない。来る参議院選挙で生活者、働く者の声を反映する政治勢力を取り戻さなければならない」と述べ、連合組織内9人(自治労はあいはらくみこ)と北海道選挙区・小川勝也予定候補者の必勝のために組織の総力あげよう」と呼びかけた。

 

 連合本部から駆けつけた、総合労働局長 須田 孝さんは、「2月の春闘から生活底上げキャンペーンを全国300カ所で実施してきた。北海道では生活保護基準以下となっている『最低賃金底上げ』『雇用』に重点を置いた。安倍政権は労働者を「商品」(物)として取り扱う『労働規制緩和』の議論をしている。労働者の権利行使力はそんなに強いものではない。実際は力の強い経営者の自由裁量を強化する方向になる。格差社会解消のためにこれからもガンバロウ」とあいさつした。

 

 

 

連合北海道 組織労働局長 永田 重人さんが、走行距離のべ6,233km。全道12カ所。3,023人参加が参加したと、キャラバン行動の報告をした。

 

 

 

 

 

 

小川勝也参議院議員は「7月の参議院選挙が終わるまでは本心を隠している安倍政権。“経済・成長”というフレーズを唱えているが、そこには“生活・幸せ”というフレーズは出てこない。特に小泉政権以降、自由民主党は第1次産業に冷たくなった。大企業、大規模投資家、中央のための政党にシフトチェンジした。しかし、私は『生活者・勤労者・消費者』中心の『当たり前の社会』にしたいと思っている。今回の参議院選挙で比例代表の候補とあわせて、勝つしかない!」と決意を述べた。

 

 

 

 

 

 

                                                                                    

 

 

集会アピールは、連合北海道女性委員会 委員長の山田 悦子さんが読み上げ確認した。「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」にむけて」20130616集会アピール

連合北海道石狩地域協議会 井上 歳郎会長の音頭で、団結ガンバローを三唱 した。