4月26日12時から、札幌市大通西6丁目広場で「27年目の4.26チェルノブイリデー市民集会」が開かれ、多くの市民が参加した。
はじめに主催者を代表し、船橋・生活クラブ生協理事長が「事故を忘れないように継続しこの集会を開催していきたい」と述べあいさつした。
その後、長田・北海道平和運動フォーラム事務局長が新規制基準案、地震・津波対策の問題にふれ、「どんなに“規制基準”を設けても「安全性」が担保されないのは証明されている。再生可能な自然エネルギー中心の社会をめざしていく」と泊原発の状況を報告した。
その後、詩人・翻訳家のアーサー・ビナードさんが「原発は核兵器製造のためにつくられている。ペテン師にだまされるな」と参加者にメッセージを送った。
みかみめぐる・むすべば共同代表が「原発事故の避難者は札幌に1700人いる。福島にはその倍の人が避難生活を余儀なくされている」と述べ、福島被災者支援の報告を行った。
その後、生活クラブ生協による「原発とはなにか、どんな地球や人にどんな影響をおよぼすのか」をテーマにした寸劇によるパフォーマンスが行われた。
集会後は、市内パレードを行い、札幌市内中心部からほくでん本社まで脱原発をアピールした。
【パレードのようす】