12月4日(日)、千歳市にて「米空軍戦闘機千歳基地訓練移転反対全道集会」が開催された。 主催者を代表して挨拶した連合北海道・杉山事務局長は「12月5日から航空自衛隊千歳基地で米軍戦闘機訓練が実施されるとの発表があった。本年の1月にも同様の訓練がおこなわれており、1年間に2度の訓練移転となる。この訓練移転は『矢臼別移転訓練』と同様に、沖縄の痛みを分かち合うものではなく、危険の全国分散・拡大であり、訓練の固定化・基地化を既成事実化するものであり、断固反対する」と述べた。 また、連帯の挨拶をした北海道平和運動フォーラム・佐藤事務局長は「在日米軍基地の整理・縮小、日米地位協定の抜本的な見直しを求め、さらには沖縄辺野古新基地建設と高江のヘリパット建設に反対し、沖縄県の皆さんと連帯してたたかっていく」と述べた。 その後、連合胆振地協・佐々木会長代行が「米軍戦闘機訓練の千歳基地訓練移転反対決議(案)」を提起した後、連合石狩地協・高島会長代行の「団結ガンバロー」で集会が終了した。 集会後は、参加された約350人で、JR千歳駅前などをデモ行進し、「危険の分散反対」「地位協定を改正せよ」などと声を上げ訴えた。 |
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2016年12月05日(月)