1986年4月26日に起きた世界の原発史上で最悪となった旧ソ連のチェルノブイリ原発事故から、27年を迎えました。

北海道平和運動フォーラムは、各市民団体と「4.26チェルノブイリデー市民集会実行委員会」を結成して記念講演会・市民集会を開催し、再びこのような惨事をくり返さないよう脱原発の運動を展開してきました。

しかし、2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原発事故は、2年を経過した今もなお、原子炉内部の状況も把握できず、事故は収束する見込みも立っていません。

こうした状況にもかかわらず、安倍政権は「2030年代原発ゼロ」政策を見直し、「再稼働」の前提となる原子力規制員会の「新安全基準」も猶予期間を認めるなど、原発の「再稼働・新増設」に突きすすんでいます。

再び「チェルノブイリ」や「フクシマ」のような事故を繰り返さないために、また、泊原発の「再稼働」を許さないためにも「原発はいらない!」の声を大きく広げましょう。

4.26チェルノブイリデー市民集会・市民講演会」が明日4月26日に、開かれます。ぜひ、ご参加ください。

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「27年目の4.26チェルノブイリデー市民集会」

【テーマ】  チェルノブイリ事故から27年、いらない原発!変えようエネルギー政策!

~子どもたちを守ろう! チェルノブイリ、福島、北海道~

【日 時】  2013年4月26日(金)12:00~13:30 パレード出発12:50~

【会 場】  札幌市・大通公園西6丁目広場

【コース】  大通西6丁目 ⇒  ※途中ルートは調整中 ⇒ 北海道電力まで

 

「27年目の4.26チェルノブイリデー市民講演会」

【テーマ】  チェルノブイリ事故から27年、いらない原発!変えようエネルギー政策!

~子どもたちを守ろう! チェルノブイリ、福島、北海道~

【日 時】  2013年4月26日(金)18:00~20:00

【会 場】  かでる2.7 かでるホール(札幌市中央区北2条西7丁目)

【講 演】  「三人寄れば『もんじゅ』を止める知恵」

~広島文化賞を受賞したアメリカ人が、問題の核心に切り込み、日本の出口戦略を語ります。~

講師  アーサー・ビナード さん

<アーサー・ビナードさん> 1967年米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で英文学を学び、卒業と同時に来日。日本語での詩作を始める。詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、絵本『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本大賞を受賞。俳人随筆家、翻訳家であり、文化放送のパーソナリティなど、幅広い分野で活躍している。配偶者は詩人の木坂涼さん。