9月19日に強行成立した「安全保障関連法」にPKO法の『改正』が含まれています。政府はこれを受け、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣している陸上自衛隊の武器使用基準を緩和し、来年5月の部隊交代に合わせて任務に「駆け付け警護※」を追加しようとしています。その任務を北海道の北部方面隊が担う可能性があり、道内の自衛隊員が「紛争の当事者」になる危険性があります。
こうした状況から、長年、防衛省を取材してきた東京新聞の半田滋さんを講師に招き、「戦争法」の成立により考えられる自衛隊の任務の変化や危険性など問題提起をいただき、今後の運動につなげていくべく、下記のとおり「戦争をさせない北海道講演会」が開かれます。
引き続き「戦争法」廃止・撤回を求め、「戦争をさせない北海道委員会」に結集して行きましょう!
◆戦争をさせない北海道講演会
・日 時 2015年10月23日(金)18:15~20:00
・会 場 自治労会館 5Fホール 札幌市北区北6条西7丁目
・講 演 『戦争法粉砕-自衛隊を軍隊にさせない闘い-』
東京新聞 半 田 滋(はんだ しげる)さん
<半田 滋さんのプロフィール>1955年栃木県宇都宮市生まれ。下野新聞社を経て、91年中日新聞社入社、東京新聞編集局社会部記者を経て、2007年より編集委員。11年より論説委員兼務。1993年防衛庁防衛研究所特別課程修了。92年より防衛庁取材を担当。著書に『「戦地」派遣 変わる自衛隊』(岩波書店)=09年ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞、『闘えない自衛隊』(講談社+α新書)、『日本は戦争するのか-集団的自衛権と自衛隊』(岩波書店)、『Q&Aまるわかり集団的自衛権』(旬報社)、『徹底討論!半田滋×川口創 集団的自衛権で日本を滅ぼしてもいいのか』(合同出版)など多数。 |