北海道への核持ち込みは許さない!11.23幌延デー北海道集会が11月23日、幌延町共進会場で開かれ約900人が参加した。
前段に、北海道平和運動フォーラム第18回幌延問題対策委員会と幌延周辺自治体議員・住民組織・自治労との合同会議が開かれた。
午後の11.23幌延デー北海道集会では、脱原発社会、北海道への核廃棄物の持ち込みや、地層処分の見直しを求める運動を全国の仲間と連帯し発展させることを決議し、幌延町内をデモ行進した。
11.23幌延デー北海道集会では、主催者の道平和フォーラム中村代表が「道内が核の最終処分場にならないためにもこの運動を続ける必要がある」と訴えた。
来賓には佐々木隆博前衆議と山崎まや前衆議が駆けつけ佐々木前衆議は、「農林水産業を進めるためにも脱原発をすすめたい」と述べ、山崎前衆議も「女性の視点、子どもを守る視点からも脱原発を進めなくてはならない」とあいさつした。
また、幌延現地監視委員会からの状況報告で、特別監視員の本田正が、「地層処分する際に核廃棄物ドラム缶を穴に固定するための緩衝材(ベントナイト)に係る研究が行われているが、緩衝材は塩水で分解するという性質。幌延深地層研究所の地下水からは塩水が出水しているため、安定保管は望めない」と指摘し、「処分へむかうことが科学的というより宗教的なっている」と報告した。