知事候補・佐藤のりゆき選対本部は、4月12日20時、佐藤のりゆきさんの勝利を事実上断念した。

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤のりゆき・知事候補

佐藤のりゆきさんは、「支援者、応援団のみなさん、励ましてくれた北海道のみなさんにお礼を申し上げる。投票率の低さが結果となった」と述べた。

その後、インタビューに答え、「今回の知事選挙は道民投票の意味があると感じた。一つは、北海道から原発をなくす。泊の再稼働も許さないと主張してきた。相手はそうではない。そのために、泊原発再稼働については道民投票だ。もう一つは、4選について危惧を感じていた。北海道の立憲主義、民主主義に影を落とすものと主張してきた。この二つについて道民はどう判断するか、これが道民投票だと主張してきた。しかし、投票率が低いので、組織に完敗した。道民投票とは思わない。道民のみなさんは、夢、希望、明るさが無くなったと主張していた。夢、希望、持ってもらい明るい郷土をつくると訴えてきたが力が及ばず残念です。今後についてはまだ考えていない。北海道については、子どもたちのこと、将来のことについて心配だ」と述べた。

佐藤夫人・佐藤のりゆき・原選対本部長

その後、原選対本部長が、「みんなでたたかってきたが、残念ながら期待に添えない結果となった。私の責任だ。皆さんにお詫びを申し上げる。今回のたたかいは無駄なたたかいではなかった。歴史的なたたかいだった。佐藤のりゆきさんが知事にならなかったが、これから新しい北海道をつくるために多くの人たちが努力を繰り広がれていくことに希望を持つ」と述べた。