連合北海道は、「2・26労働者保護ルール改悪反対」学習会~ホワイトカラー・エグゼンプション導入、解雇の金銭解決反対~が2月26日(木)に開きます。
労働時間制度の見直しを議論してきた労働政策審議会労働条件分科会では、本年1月16日、今後の労働時間法制等の在り方についての厚労省報告書骨子案を提示、2月中にも取りまとめを行い、政府は現在開催中の通常国会に関連法案を提出しようとしています。
しかし、この厚労省骨子案では、連合側委員が主張してきた労働時間の制限(最長労働時間規制)や勤務間インターバルの新設などは排除され、フレックスタイム制、裁量労働制の見直しや高度プロフェッショナル労働制(日本版ホワイトカラー・エグゼンプション)の創設などが盛り込まれています。
また、解雇無効時に金銭支払いによって労働関係を終了させることができる制度の導入についても、諸外国の例を研究し2015年度中に検討を進めるものとされています。
こうした状況、情勢を踏まえ、連合北海道では、NPO法人職場の権利教育ネットワークの協力を得て、以下の通り労働者保護ルール改悪反対学習会を開催し、「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」キャンペーン第3弾による世論喚起を促す具体的な取り組みに結び付けていきたいと考えています。下記の日程で開きます。ぜひ、ご参加ください。
記
1 名 称 労働者保護ルール改悪反対学習会
~ホワイトカラー・エグゼンプション導入、解雇の金銭解決反対~
2 開催日時 2015年2月26日(木)18時~19時45分
3 会 場 北海道自治労会館 3階 中ホール(札幌市北区北6条西7丁目)
4 主 催 連合北海道
5 共 催 連合北海道石狩地協、NPO法人職場の権利教育ネットワーク
6 集会次第 (1)開会
(2)連合北海道会長挨拶
(3)問題提起
①「労働法制の現状と課題(仮称)」
道幸哲也放送大学教授、北海道大学名誉教授
②「ホワイトカラー・エグゼンプションについて(仮称)」
淺野高宏北海学園大学准教授・弁護士
③「解雇の金銭解決について(仮称)」
開本英幸北海道大学客員准教授・弁護士
(4)質疑
(5)キャンペーン第3弾の取り組み提起
(6)閉会