11月15日、青森県・大間町役場総合開発センターで「やめるべ、大間原発!さようなら原発青森・北海道合同集会」が開かれます。
2012年10月に建設再開を強行した大間原発は、函館までわずか30㌔圏内に位置しています。大間原発は、MOX燃料を全炉心に装荷する世界に類のない形式で、原子炉の制御がきわめて難しく、猛毒プルトニウムを大量に含んだ炉心内の放射性物質が漏れると、その被害は軽水炉の比ではありません。
函館市は4月5日、国と電源開発を相手取り「大間原発の建設差し止め」を求める訴訟を東京地裁に起こしました。7月3日に行われた第1回口頭弁論で、函館市の工藤寿樹市長は「最終的に住民の生命、安全を守らなければならないのは基礎自治体の市町村。大間原発の建設凍結は函館市民の総意だ」と訴えました。しかし、これに対して国側は「函館市は『住民』ではない。自治体には原告適格(訴える資格)はない」として却下を求めました。
こうした中、昨年に引き続いて道平和運動フォーラムと青森県平和労組会議の合同で「やめるべ、大間原発!さようなら原発青森・北海道合同集会(11月15日・大間町)」を開かれますのでお知らせいたします。
なお、集会では2013年10月に実施した「風船プロジェクト」が行われ、大間原発で事故が起こった場合、放射能が風に乗りどこまで行くのか「エコ風船」を飛ばして検証する。
◆日 時 2014年11月15日(土) 11:30~13:30(予定)
開場/11:00 集会/11:30~12:30 デモ/12:30~13:30
◇会 場 大間町内山公園
◆内 容 屋外集会、デモ行進(大間町役場前~フェリーターミナル)