北海道平和運動フォーラムが「第6回憲法問題連続講座」を自治労会館で開きます。

政府は7月1日に多くの国民の反対の声を無視し、集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈を変更する閣議決定を強行しました。安倍晋三首相は、①国民の幸福追求権が根底から覆される明白な危険がある、②他に適当な手段がない、③必要最小限度とする-とする「武力行使3要件」で、あくまでも「限定的な行使」であると強調しています。

しかし、時の政府が「明白な危険」を都合よく解釈すれば、事実上、あらゆる事態を「要件に該当する」と認定し、集団的自衛権を行使することが可能となります。実際、政府は中東地域のシーレーン(海上交通路)での機雷掃海など、集団的自衛権の8事例全てで行使が可能としています。

昨年12月以来となる第6回憲法問題連続講座では、半田滋さんを迎えて8事例の問題や秋の臨時国会に向けた「自衛隊法」や「周辺事態法」の改正の動きなどについて、話していただく予定です。積極的な参加をお願いいたします。

 

第6回憲法問題連続講座

1.日 時  2014年7月31日(木)18:00~20:00

2.会 場  北海道自治労会館「4Fホール」 札幌市北区北6条西7丁目

3.主 催  北海道平和運動フォーラム

4.内 容  講演 「日本は戦争をするのか-集団的自衛権と自衛隊(仮称)」

        講師  東京新聞編集委員兼論説委員 半田 滋 さん