連合は全国的な取り組みとして「ストップ・ザ・格差社会キャンペーン」を展開し、その一環として、2014春季生活圏闘争に、今後の非正規関係の運動に生かすべく、連合古賀会長と各地方のパート・非正規の組合員・組合リーダーとの対話場を設けています。北海道は他府県と比べ第二次産業とくに製造業の割合が低く、地域の主要な雇用先は農協か建設業、そして役場などの自治体であることが多く、また、自治体からの「発注」「民間委託」が地方経済に大きな割合を占めています。現在、自治体ばかりではなく「発注」「民間委託」先には多くの非正規職員が働いています。昨年10月31日に、残念ながら札幌市議会で、「税金で行われる仕事で貧困を作らない」ための条例である札幌市公契約条例が否決されました。札幌市公契約条例は、全道市町村に波及することが予想され、4割を超える北海道の非正規労働者の底上げにつながるものでした。連合は法定最低賃金の引き上げ、不公正な取引関係の是正とともに、公契約における最低条件の設置を重要な取り組みと位置づけています。国に対してはILO94号条約の批准も求めています。このようなことから、下記日程で対話集会が開かれます。積極的な参加をお願いします。

 

◇と き  2014年2月14日(金) 16:00~18:30

◇場 所  さっぽろ芸術文化の館 3F 「蓬莱の間」 札幌市中央区北1条西12丁目 

◇内 容  「古賀会長とパート・非正規組合員・組合リーダーとの交流・対話集会」

       ~ 第一部「上田札幌市長 古賀連合会長クロストーク『公契約条例は誰のためか』」 ~