9月7日(土)乙部町光林荘で、道南医療ナースアクションin乙部が開かれた。12単組・総支部から44人が参加し、組合活動の活性化にむけた学習と交流を深めた。
はじめに、渡部議長が「他の地区医療からも参加をいただいいていることに感謝。ナースアクションを乙部町で行うのは2回目、同じ場所でやれるのは感慨深い」と述べ「今回は幹事会の中で話し合い、新聞の作り方や模擬団体交渉を取り入れたいといった意見があり、例年やっている街頭行動を取りやめた。次年度どんな形で地域住民にむけてアピールするかを考えていきたい。今日はしっかり学習し、交流を深めよう」とあいさつした。
道南地区医療は、北海道医療に加盟する5つの民間病院と14の自治体病院で組織されている。前進は函館地区医療協議会で1972年に結成され1993年11月に道南地区医療を結成した。
今集会では役員が世代交代するなか、組合の意義や活動が低下している現状をふまえ、職場や制度の課題や組合の取り組みを共有するために重要な役割を持つ教宣紙について、「組合ニュースの書き方」をテーマに自治労北海道本部・谷川広美教育情宣部長をむかえて学習会を行った。
また、労働条件などの課題解決にむけた団体交渉の実践力を高めるため、函館地区連合・山田幸光組織部長をむかえて模擬団交を行った。情報の共有や要求-交渉サイクルの確立など、今後の団結力アップに期待できる集会となった。
道南医療は今年11月、20周年をむかえることから総会時に記念レセプションが開かれる予定になっている。組合員の生活と権利を守り、社会的地位向上を指向し、多様化した要求やその解決のため総力をあげていく。