第86回自治労定期大会には、先の参議院議員選挙で再選したあいはらくみこ参議院議員が来賓としてあいさつした。

あいはら参議は、「自治労の協力国会議員団、私が国政に参加した時は23人いた。残念ながら現在は衆参合わせて5人になった。これは私どもが本当に組合員の皆さん、国民の皆さんのご期待に添えていないことの表われ。反省をしなければならない」と述べ謝罪の言葉を述べた上で、「しかし、そうした中でも先の参議院選挙では本当に全国の仲間の皆さんから大きなご支援をいただいた。この厳しい状況の中で本当に仲間の皆さんが声を掛け合って、そして何としても『あいはらの2期』『自治労の議席』を守るということでご努力いただいた」と感謝の言葉を述べた。

また、全国各地で、支援産別の皆さんにご協力をいただいたことを述べ、私は今回の選挙で全国を歩いた時に民間の産別の皆さんに『自治労が地域運動をつくってくれている』『地域の運動の中核になっている」だから「あいはらを何としても再選させる」そんなお声を多くいただいた。私は自治労運動の素晴らしさを身に染みて感じたところである。国会を取り巻く状況は結果としては厳しい状況になったことは間違いない。これからおそらく今の政権が、働くもの、生活者にとっては厳しい攻撃を仕掛けてくるだろうと思う。でも私たちはめげているわけにはいかない。私は自治労の中でも、非正規という非常勤職員から運動にかかわった。そして今、まさに全国の自治体で働く仲間の70万人近い労働者は組合がない。声を上げる場がない。そんな状況におかれている。皆さんの現場は厳しいかもしれないが、労働組合があり、全国のネットワークの中で課題を共有化できる。ですから何としても皆さん元気で組合活動を続けていただきたい。そして、自治労の協力国会議員団はその皆さんとしっかりと連携をしてこの国会活動を続けていきたい。組合員の皆さんのお声にしっかりと答えられるようにしていきたい。もちろんこれからの国政についても厳しさはしっかりと受け止めながらそれでも立ち上がる、そして議員団の輪を大きくできるように頑張っていきたい。今回の参議院選挙、皆さんから大きなお力をいただいたことに改めて感謝を申し上げるとともに、協力国会議員団、組合員の皆さん、ご家族の皆さん、そして国民の皆さんのお声にしっかりと答えていけるように活動を頑張っていく」と感謝の言葉と決意を述べた。