8月15日(木)18:00から、許すな改憲!不戦の日!8.15北海道集会が、札幌市・かでる2.7で開かれます。
安倍晋三首相は、現憲法は米国による占領下の「押しつけ憲法」として、「国民の手に憲法を取り戻す」という言葉を弄して、憲法改悪に突きすすんでいます。
自民党の「憲法改正草案」は、憲法第9条2項を削除し、集団的自衛権の行使を可能し、「国防軍の保持」を明記する、「公益及び公の秩序」を口実に人権に制限を加える、さらには、「天皇の元首化」「緊急事態宣言」「日の丸・君が代」の尊重義務などを盛り込んでいます。これは、憲法の根本にある、不戦を誓い戦争放棄を掲げた「平和主義」や、国民の権利や自由を守るために国家権力を拘束する「立憲主義」を否定するものです。このような中で、今年も8月15日を迎えます。今年の北海道集会では、日本体育大学准教授の「清水雅彦」さんをお招きし、参院選後の改憲の動向や、自民党の「憲法改正草案」が目論む「平和主義」と「立憲主義」の大幅な改変が国民生活にどのような影響を及ぼすのか、私たちは今後、憲法にどう向き合っていくべきかなどについて講演する。
◇日 時 2013年 8月15日(木)18:00~20:00
◇場 所 かでる2.7 4F大会議室 札幌市中央区北2条西7丁目
◇主 催 北海道平和運動フォーラム、戦後60年・北海道行動実行委員会
◇内 容 講演「参議院選挙後の安倍政権にどう立ち向かうか
~問われる憲法の『平和主義』と『立憲主義』~(仮称)」
講師 清 水 雅 彦 さん(日本体育大学准教授)
【清水 雅彦(しみず まさひこ)さんのプロフィール】 兵庫県出身。明治大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。札幌学院大学法学部教授を経て、2011年4月より日本体育大学体育学部准教授。他に、明治大学軍縮平和研究所特別研究員、日本民主法律家協会常任理事。専攻は憲法学。主たる研究テーマは平和主義・監視社会論。 主な著書に、『治安政策としての「安全・安心まちづくり」-監視と管理の招牌-』(単著、社会評論社、2007年)、『クローズアップ憲法』(共著、法律文化社、2008年)、『平和と憲法の現在—軍事によらない平和の探求』(共編著、西田書店、2009年)、『平和への権利を世界に—国連宣言実現の動向と運動—』(共著、かもがわ出版、2011年)、『アイヌモシリと平和—<北海道>を平和学する!』(共著、法律文化社、2012年)など。 |