自治労組織内の「あいはらくみこ」比例代表候補の個人演説会が、8日(月)18時15分から、函館市のロワジールホテル函館にで開かれた。
 

会場には,函館市内はもとより、道南各地から多くのなかまが集まったほか、あいはらくみこを支援する約450人が参加した。

 

演説会は高橋亨道議会議員の開会のあいさつではじまった。

 

 応援弁士の民主党北海道第8総支部の逢坂誠二代表は、あいさつで、「アベノミクスで、円安・株高となり景気回復を実感している人々がいる一方、円安による物価上昇にで多くの人々が賃金も上がらず苦しんでおり、格差が拡大している。格差の解消こそ政治の役割だと思うが、現在の安倍政権は、今のところ、この政治の役割を一切果たしていない」と指摘した。その上で「今日、あいはら候補と市内をまわったが、ある場所で、小声で、『自民党が進めるTPP参加や、憲法改正、原発再稼働には反対だ、逢坂さん何とかしてほしい」』言われた。これが多くの国民の声なのではないのか。自公に過半数を与えたら、国民の多くの声に反する政策が進められる。自公の暴走を阻止するためにも、選挙区・小川勝也、そして、比例・あいはらくみこ候補の再選を何としても果たさなければならない」と訴えた。

 

 
 

あいはら候補への応援では、函館市議の斉藤佐知子さん、道畑克雄さん、見付宗弥さんも駆けつけそれぞれ応援のあいさつを行った。
 

 

 

 

 

 

また、あいはらくみこ候補は、今日1日函館市内をまわり、皆さんに大きな力をいただいたことを話した上で、長年取り組んできた非正規労働者の格差解消について述べた。また、金銭による解雇の自由化や正規職員の準職員化などさらなる悪化が想定されていることや、地方財政問題について、「地方交付税は本来地方自治体の固有財源であるにもかかわらず、国の政策により減額されるという横暴が数の力で決められてしまった」と強調した。さらに、原発問題については、福島の復興がほとんど進んでいない中で、原発事故の原因解明が十分でないにもかかわらず、しっかりとした方向性を示さないまま、原発再稼働や海外への原発輸出が進められている、と自公政権の問題点を指摘した。
 

また、憲法改正問題については、「自民党の憲法草案は国防軍の創設、国民をしばる憲法にしようとしている」と述べ、アベノミクスは、「富めるものは富み、庶民はその後のおこぼれを、という小泉政権時代の格差拡大の経済政策に逆戻りするもだ」と批判した。
その上で、「この自公政権の横暴にブレーキをかけるためにも、私を再び国政に送り出してほしい」と再選をめざす決意を述べた。
 

 

この後、再選をめざして全国を飛び回るあいはら候補に激励の意を込めて花束が渡された。

    

最後に、あいはらくみこ北海道連合後援会の大場幹事長が、「6年前は、全国各地をまわり約50万票もの得票をいただいた、しかし、今回あいはら候補は、内閣委員会委員長の役職に就いているため、あまり全国を回れていない。あいはら候補再選のためにも、ここにお集まりの皆さん一人ひとりが、あいはらへの支援の輪を広げていただきたい」とお願いのあいさつを述べ個人演説会を終えた。