2011年12月06日
『就活』大学生は真剣!=連合北海道就活応援セミナー
12月5日、札幌エルプラザホールで連合北海道「就活応援セミナー」が開かれ、大学3年生を中心に250人が参加した。
文部科学省「学校基本調査」でも、2010年度の大学卒業者の約11万人が、進学も就職もしていない、または、一時的な仕事に就いているとの統計が出されている情勢のなか、「学卒未就職失業の問題解決」「頼れる労働組合・連合のPR」を目的として、今回のセミナーが開催された。
セミナーは二部構成で行われ、第一部は㈱キャリアセンター代表取締役の渋谷文武さんが「マインドアップ内定術」と題し、面接のポイントや就活ノート術などを話した。
第ニ部は、「会社人事からは聞けない、働く側からの本音トーク」と題し、北海学園大学の石井耕教授をコーディネーターとし、北海道電力労組、札幌トヨペット労組、キリンビール労組、ツルハユニオンの役員がパネラーとなり、パネルディスカッションが行われた。
参加した大学生は、真剣に話を聴き、熱心にメモを取り、主催団体の連合スタッフにも大きな声でていねいにあいさつをしていく姿は、現在の就職活動の厳しい実態が浮き彫りになった。
次回1月16日の第2回セミナーには、札幌市職連、札幌テレビ労組、ニトリ労組などがパネラーとして登場する予定となっている。