2011年09月16日
雨の中9・15脱原発街頭宣伝行動
雨が降る中、北海道平和運動フォーラム、脱原発・クリーンエネルギー市民の会は、9月15日札幌駅南口前で、脱原発の街頭宣伝行動を実施しました。
【写真】街頭演説で「脱原発を訴えました」
雨天のため、残念ながら署名行動はできませんでしたが、ビラの配布と線量計カンパを行いました。雨のため足早に通り過ぎる市民が多い中、立ち止まって聞いてくれる方もいます。
経産省大臣が枝野氏になり、電気料金の「※総括原価方式」への言及があったものの、代替エネルギーの確保を前提とした再稼動への言及しています。
しかし、原発ゼロで成り立つ状況を確保した上で、原発の必要性について議論することや建設計画も地元の意見を尊重することにも言及しています。ますます、私たちの地域に向けた運動強化が重要です。
※総括原価方式
戦後の荒廃の中から経済復興をはかるために、公益性の高い電力事業を基幹産業として保護育成するためにとられた政策。
この方式は、発電・送電・電力販売にかかるすべての費用を「総括原価」としてコストに反映させ、さらに一定の報酬率を上乗せした金額が、電気料金となるもので、電力会社を経営するすべての費用を計上することができる上に、一定の利益も保証されているという、絶対に赤字にならないシステム。