2011年03月02日
障害があっても夢をもって暮らせる北海道に=障害児・者施策を木村としあきさんと意見交換
2月28日、北海道自治労会館3F役員会議室で、北海道知事に立候補を予定している木村としあきさんと障害当事者、家族、医療および福祉関係者20人との意見交換が行われた。
木村としあきさんと北海道の障害児・者施策について意見を交換する会
この意見交換会は、呼びかけ人代表である竹田保さん(DPI北海道ブロック会議副議長)が、木村としあきさんとの出会いで交わした約束に基づき開かれた。
竹田さんからの「障害のある人の生活は、多くの困難を抱えています。障害のない人があたりまえに乗車している公共交通機関も私たち障害者には、自由に乗車できない現実があります。そんな北海道が大きく変わることを期待できる道政を実現してほしいのです」との言葉を受けた木村さんが、「当事者の声を聞きたい」と応え、今回の会合が開かれた。
会合では、当事者および支援者として「障害児の就学と医療」「就労」「脳外傷」「福祉サービス」などについて現場の切実な声と実態が寄せられた。
最後に、竹田さんから「障害があっても夢をもって暮らすことができる北海道を創ってほしい」との言葉に、木村さんは、「できないことを、できるようにする。それが、私のスタンスです。できるところからやっていきます」と力強く述べ、1時間15分の会合は閉会した。