2010年11月19日
泊3号機のプルサーマル計画撤回せよ!=11月24日緊急集会
「脱原発・クリーンエネルギー」市民の会が主催する、泊3号機のプルサーマル計画の撤回を求める緊急全道集会が、11月24日、大通り6丁目広場で開かれます。
11月11日に政府の原子力安全委員会と、11月16日の原子力委員会は、それぞれ泊原発3号機でのプルサーマル計画について、「妥当」との答申(二次審査)を行いました。これにより国の審査は実質的に終了し、来週中にも「許可する」見通しとなっています。
プルサーマル計画をめぐっては、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)ではトラブルの連続で工場完成の目途もたっていません。また、使用済みMOX燃料の処理方法もいまだ決まっていません。
一方、使用済み核燃料から発生するプルトニウムを燃料とする高速増殖炉もんじゅは、14年5カ月ぶりに運転を再開したものの、8月に炉内中継装置を原子炉容器内に落下させる重大な事故を起こしています。
このように国の「核燃料サイクル」はすでに破綻したといわざるを得ません。さらに、泊原発沖の「新たな活断層の存在」をめぐっては、原子力安全・保安院が北電に対して「追加調査」を命じ、現在地質・地層調査を行っている最中です。
このような中で、国が泊原発3号機においてプルサーマル計画を許可することは断じて容認できるものではありません。
自治労道本部は、泊原発3号機におけるプルサーマル計画に反対する立場で、この集会に参加します。
泊3号機のプルサーマル計画の撤回を求める緊急全道集会
◇日 時 2010年11月24日(水) 18:30~19:30
◇場 所 大通西6丁目広場
◇主 催 「脱原発・クリーンエネルギー」市民の会