2010年05月27日
『口蹄疫』カンパの協力訴え=徳永委員長『さらなる挑戦』 自治労第140回中央委員会
本日5月27日、自治労本部は静岡県浜松市で、第140回中央委員会を開いた。中央委員会は、明日午後に終了する。
徳永委員長は、冒頭、深刻な事態になっている宮崎県の「口蹄疫」被害に触れ、「畜産農家をはじめとする関係者の緊張と疲労はピークに達している。自治労の仲間である、当該単組の組合員が、総動員体制で昼夜を分かたず、防疫や殺処分対応に努力されている」と述べ「国を挙げての早期解決に向けた対策を求めるが、自治労としても、被害を受けた畜産農家と自治体を支援するためのカンパを行いたい」と理解と協力を求めた。
また、「昨年夏の政権交代から9か月が経過した。1月の中央委員会で『我々、自治労は変革と挑戦をしていかなければいけない』と訴えた。国民の期待が失望に変わっている感があるが、一歩的なマスコミ報道に対して私たちは冷静な目で見る必要がある」と指摘した。普天間問題については、「28日に発表される合意文書について、本当に沖縄県民の負担軽減になっているのか自治労としても問題が多いと言わざるを得ない。もっと民主党内での議論を尽くすべき」と強調した上で、「日米合意を急ぐことは将来に禍根を残すことになる。政府は原点に返って国民とともに議論を尽くすべきである」と話した。
公務員制度の抜本的見直しや、消防職員の団結権付与、地域主権改革についてもふれた。
最後に、参議院議員選挙について、「重要な結節点となる選挙。自治労のめざす『協力』と『信頼』の豊かな地域社会の創設にむけ、ひとつひとつ政策を実現していくためにも、自治労を代表する唯一の候補者である『えさきたかし」の必勝にむけ自治労の総力をあげてたたかう」と述べ「私も『さらなる挑戦』をすべく、全力で頑張る」と力強く決意表明した。


