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2010年05月18日

アメリカ軍基地の撤去を訴える5.15平和行進と人間の鎖の3日間

沖縄が本土復帰して15日で38年。沖縄は反戦平和、アメリカ軍基地の撤去を訴える5.15平和行進が行われた。

5月14日(金)~5月16日(日)まで、「5.15普天間行動」が開かれ、全国から5000人が集まり、北海道から北海道平和運動センターを中心に組合員39人が参加。


  
5月14日、15日の両日、平和な沖縄を訴えて歩く5.15平和行進が、本島内の3コースでくり広げられた。このうち、北海道団は西コースに参加した。

北谷町役場を小雨が降る中、朝9時スタート、順調に宜野湾市役所へ向け午前の7kmを行進した。次第に雨が激しくなり全員がずぶぬれになり、途中、瑞慶覧(づけらん)町町民会館(使用する人が多く会館トイレの水が途中でなくなるハプニング)で、大急ぎで休憩。ひきつづき行進、雨のため12時到着予定がおよそ1時間30分くらい遅れで宜野湾市役所・市民会館に到着し昼食休憩。

普天間基地が見える市役所の屋上にあがると、飛行場が目の前に広がり、危険と隣り合わせであることをあらためて実感。その後、宜野湾市役所から雨の降り方がさらに強くなる中、7kmを行進、午後5時近くに海浜公園会場に到着した。
式典は終わりに近づいていたが雨が強く、決議文を3行ほど読み上げ終了するという前例にないものとなった。


【画像】雨の中、平和な沖縄を訴え歩く参加者

16日の午後、相変わらずの雨の中、住宅密集地にある米軍普天間飛行場の無条件返還を求める「普天間基地包囲行動」(実行委員会主催)が、宜野湾市で開かれ、大雨・洪水警報の中、集まった約1万7000人(主催者発表)の参加者が同飛行場の外周約13キロを“人間の鎖”で囲み、普天間基地包囲網に参加した。“人間の鎖”は5年ぶり。


北海道団の参加場所付近にはお寺があり、住職などが一緒に参加したり、休憩所の気遣いが印象的だ。また、住民が輪の中に入ったり、小さい子どもが親と一緒に黒糖を配り、参加者を元気づけていた。このように沖縄の住民の意識の強さが印象深い包囲網であった。


【画像】集まった1万7000人の”人間の鎖”

一方、5月16日(日)午前には、自治労「平和運動フォーラム派遣役員懇談会&基地問題ネットワーク」会議が開かれ、本部の加藤副委員長のあいさつのあと、伊波洋一宜野湾市長が、「普天間飛行場の危険性除去と海兵隊のグアム移転」で、普天間基地のグアム移転と海兵隊の訓練事情・辺野古問題などあらためて認識させられた。その後、本部の情勢報告と提起と、反戦・反基地運動の推進と民主党への意見反映を確認し終了した。


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