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2009年11月10日

大学生が住民に聞いた夕張再生市民アンケート=本日HBCで放送

本日11月10日、HBC『THE・NEWS』の18時から18時45分までの間に、HBC『THE・NEWS』で、「何に困ってますか?大学生が住民に聞いた夕張再生3年目の課題」がテレビで放送される。

この番組で、今年7月に立ち上げた、再生市民会議(委員長・鈴木直道)が中心となり8月17日から行った「夕張再生市民アンケート」調査のことが放送されるという。

アンケート調査は、1回目が北海学園大学や札幌在住の学生、2回目は法政大学の学生たちが調査員となって夕張市約6000世帯を対象に行ったもので、学生たちの送迎は、自治労空知地本管内の組合員が協力した。

夕張市は財政再建団体となって3年目を迎え、今年度は財政健全化法案に基づき、新しい財政再生計画の策定が義務付けられている。
この調査結果は、新たに作成される再生計画に反映させていくために実施したもの。住民からは、「喘息を患っているが、発作がおきたときに不安がある」「借金を返した後の夕張市はどうなっているのか」「妻を介護しているが、通院するのも非常に大変」「公共施設の使用料金が高くなってしまい、気軽に使えなくなった」など多くの声が出された。

学生たちは、日中は聞き取り調査を行い、夜は住民から聞き取った内容の入力作業を行うという、過酷なスケジュール。しかし、「夕張市のような自治体をほかに出してはいけない。財政再建団体になってしまえば市民の生活に影響する。自分たちが集めてきた住民の声が少しでも今後の役に立てば」「公務員になりたいと思っていたが、非常に厳しい仕事だと感じた」などの声が出されていた。
この調査報告書は、すでに完成している。


入力作業のようす


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