2009年10月29日
すべての働く者に信頼され頼りがいのある労働組合=連合北海道大会
連合北海道は10月27日、28日の両日、札幌市内で第22回定期大会を開催した。
連合北海道は、2010年2月で満20年を迎えるため「仲間の絆と力の結集 北のパワーで未来拓こう」を20周年記念スローガンに掲げた。
また、今回は高橋知事が初めて来賓として参加するため、内外から注目を集めたが、方針や、来賓の多くから『道政奪還』が強調され、特に「上田市長のあいさつが知事あいさつのようだった」などの厳しい声もあった。
冒頭、髙柳会長は「結成時『力と政策』を掲げ、先輩諸氏が多くの困難を乗り越え今日の連合北海道に至っている。政策実現に向けての政治闘争、その延長線上での政権交代を大きな目標としての労戦統一だった」と、これまでを振り返って述べ「節目の年に現憲法下で、民主党の圧勝により政権交代を実現しての熱も冷めやらぬうちの定期大会だ」と強調した。
2年前自身が会長就任時「すべての働く者に信頼され頼りがいのある労働組合として、社会的影響力を高める連合運動の構築をめざし、STOP!THE格差社会・反貧困の取り組みなど、すべての労働者の視点に立って社会運動、地域に根ざした顔の見える労働運動を展開してきた。新年度も全組織をあげて組織拡大に取り組む」と決意を述べた。
民主党北海道との関係については、「ほどよい距離感で、選挙協力のみならず、政策協議など一層の連携を強める」と強調し、参議院選挙については「『政権交代』後の『安定政権』確立に向けてのたたかいとして進める。北海道選挙区についてもあらためて次の機関会議で闘争体制を確立する」と説明した。
この大会では、10期2年のたたかいを総括し、11期目2年のたたかいの方向、方針を確認し、髙柳会長のほか新役員が選任された。
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