2009年10月28日
北のパワーで未来を拓こう!=連合北海道結成20周年記念講演
10月27日、札幌市・札幌市民ホールで連合北海道結成20周年を記念して記念講演「仲間の絆と力の結集 北のパワーで未来を築こう!」が開催された。
冒頭、髙柳連合北海道会長が「2010年2月1日は20年目の節目である。たたかいの道筋としてパラダイムシフトをもとに、何でも変えるという訳ではなく、伝えるものは伝え、残すものは残す。しかし新しいものも創っていく」と述べ、また、この記念講演は政権交代の有無に関係なくこの日を予定していたことを話した上で、衆議院選挙結果で「民主党の圧勝は小泉政権の行き過ぎた市場原理主義へ対しての国民の一票一揆である」と強調し、「宮本教授に、これからの連合の方向性を示唆していただければありがたい」とあいさつした。
記念講演は、~政権交代と労働運動~「労働を中心とした福祉型社会を展望として」と題し、宮本太郎さん(北海道大学大学院法学研究科教授)が講演した。
講演では、「連合は嵐、動乱の中で20周年をむかえた。大きな不安と大きな希望の交錯のなか運動を進めてきた」と述べ、1.いま起きていること、2.政権交代と民主党政権のジレンマ、3.『労働を中心とした福祉型社会』ビジョンこそ政権ビジョンについて大きく3つの課題を話した。
衆議院選挙について、「1995年以降日本社会を支えてきた官僚主導の三重構造がガタガタと崩れてきた。今までの官僚政治は国民保護の役割もあったが、支配の構造でもあった。近年支配の構造だけがめだっていた。それが8月の終わりに吹き荒れた嵐、民意による衆議院議員選挙の結果でもあった。政権交代には2つの選択肢のNO!があった。1つ目は歪んできた官僚政治を終わりにする。2つ目は、小泉政権が官僚政治を助長してきたことだ」と強調した。
最後に宮本教授は、「連合の理念としている『労働を中心とした福祉型社会』ビジョンこそマニフェストに反映し、一体化すべきと強調し、『ホンネで勝負する労働運動』『多様性を活かす労働運動の価値』『厳しい条件の北海道から全国への発信』をしていくことが大きな意味を持つ」と話した。

