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2009年07月19日

取調をすべて録画化=札幌弁護士会が菅家さん迎え集会

栃木県足利市で1990年、保育園女児が誘拐殺害された「足利事件」件は、その決め手とされたDNA鑑定がその後の再鑑定で当初の結果と一致しないため、再審決定となり、犯人とされた菅家さんは刑の執行が停止され釈放された。

その菅家さんを招いて札幌弁護士会が7月17日、「菅家利和さんを励まし、取調過程の全面可視化を求める緊急集会」を札幌市内で開催した。

この事件は一方で「自白」もとづく供述調書が「虚偽の自白」だったことでえん罪防止の観点から取調のあり方も議論となっている。

集会で菅家さんは、逮捕当初は犯行を否認したが刑事から殴るなどの暴行を受け、どうしようもなくなり「気が弱い自分でしたので、認めてしまった」「調書はすべて刑事さんが作成した」などと語った。


集会では「取調の全面可視化」つまり、取調のすべてをビデオ録画することを義務づける法案を早急に成立させることを決議した。

現在でも取り調べの録画はおこなわれているが調書作成の場面など一部に過ぎないため、これでは「自白の強要」などを防止できないので、弁護士会では全面的な録画を求め法制化を目指している。

「全面可視化」法案は、今国会で野党が多数を占める参院で可決されたが、衆院では解散もあり廃案となってしまう。

諸外国でも「全面可視化」は常識で世界的な流れという。

犯人でもない人間が密室の取調べで「自白」してしまう。足利事件の不幸を繰り返さないためには、この法案の一刻も早い成立が必要だ。


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