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2009年03月06日

フッ素洗口の条例化、強制は問題あり!

3月9日(月)、連合北海道は北教組などとともに、フッ素によるむし歯予防の是非のついて考えるため、「フッ素によるむし歯予防を考える緊急全道集会」を開催する。

自治労道本部としても、安全性の問題や選択ではなくて条例化して強制するのは問題との立場から、この問題に対する認識を深めるために参加します。

厚生労働省は、2000年に「健康日本21」「健康増進法」、2003年に「フッ化物洗口ガイドライン」を策定し、生涯を通じた歯の健康づくりの推進(8020運動=80歳になっても自分の歯を20本以上保とう)と一体的に、学校における保健管理の一環としてフッ化物応用の実施を強化しました。

これを受け全国では、国に追随した歯科保健対策を推進しようとする動きが活発化し、08年3月現在、フッ素洗口の実施は6,433施設、674,141人(00年2,270施設、241,826人)であり、さらに、家庭内のフッ洗口実施数348,000人の推計を加え102万人が洗口実施しているといわれています。

北海道でも、25市町村191施設、10,510人(00年77施設、5,738人)となり保育所・幼稚園・学校への導入が急速にすすむ状況となっています。

フッ素洗口に用いられるフッ化ナトリウムは劇物であり、専門家でも賛否両論に分かれるものの、人体への影響が危惧されるなど、有効性・安全性に問題のあるフッ素洗口を、「道条例」として定めて推進することは極めて問題があり、認められるものではありません。

【フッ素によるむし歯予防を考える緊急全道集会】

■主 催  民主教育をすすめる道民連合、連合北海道、北教組など

■日 時  2009年3月9日(月)18:00~19:30

■場 所  北海道教育会館 7F「大雪」 (札幌市中央区南3条西12丁目)


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