2009年02月05日
フィッツジェラルド小樽港入港反対
2月4日、連合北海道などが主催し、米第7艦隊ミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」小樽港入港抗議集会を開き約300人が参加した。
これは、米第7艦隊ミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」が、本日2月5日から9日まで、小樽港へ寄港することになったため開催された。
「フィッツジェラルド」の任務は、北朝鮮の弾道ミサイル攻撃を想定した米本土防衛のためのミサイル防衛であり、悪戯に北朝鮮を刺激し、日本を危険にさらす。
相次ぐ米艦船の小樽港への寄港が、有事の際、民間港として軍事利用する実績づくりとなって、小樽の港が横須賀に次ぐ拠点、軍港となることから断固反対してきた。
小樽市は、1982年に「核兵器廃絶平和都市宣言」を行い、ロシアなどとの近隣対岸交流を中心に、平和な商業・観光都市として発展し、確固たる地位を築こうとしている。
友好・親善の名のもとに、このように相次ぐ外国艦船の入港を許し続けることは、必然的に軍事拠点として小樽港が戦略上位置付けられることになる。さらに、各地で米兵による事件・事故が相次いでおり、市民の安全を心配する声もある。
集会のあと参加者はデモ行進で、「フィッツジェラルド小樽港入港反対」「小樽港を軍港にするな」と訴えた。
本日も早朝抗議集会を行い約100人が結集した。