2008年09月23日
連合・2008平和行動in根室に1200人
9月21日(日)11時より「2008平和ノサップ集会」が根室市納沙布岬・望郷の岬公園で開催された。
主催者を代表して古賀連合事務局長は、「今島は、クリル社会経済発展計画により社会整備事業に着手されており、各島の港湾・道路・河川など大きく変貌をとげようとしている。その結果、島民の定住志向や愛国心を高められてくる。課題として①この16年間、ビザなし交流によって両国の平和・友好・信頼関係が深まってきた。専門船の建造に努力しよう。②択捉島の郵便局など二つの日本の建造物の保存事業、③国の責任による外交努力の強化」を強調した。
地元歓迎あいさつとして高柳連合北海道会長は、「63年前に占拠された四島が未だ返還が実現していない。国の外交も、1年間に2度も政権のたらい回しする政党に任せられるのか。政権交代で新たな観点も含めて外交の前進をはかるためにも現地の民主党仲野衆議への支援を」と呼びかけた。
来賓として、山本道副知事、長谷川根室市長、児玉北方領土返還要求運動連絡協議会事務局長、仲野民主党衆議院議員があいさつした。来賓として石井根室支庁長、鈴木千島歯舞諸島居住者連盟副理事長が紹介された。
元島民の訴えが元島民の三上さん(択捉島出身)、平和メッセージは連合長崎の田中副事務局長、平和リレーは連合沖縄の仲宗根事務局長が行った。
集会アピール採択後、がんばろう三唱は小柳連合釧根地協会長の音頭で行われた。
参加者は、1,200人、自治労は釧根地本を中心に40人、道本部は小檜山政治部長が参加した。
前日に「北方四島学習会」が北海道立北方四島交流センター(ニホロ)にて行われた。第1セミナー「ふるさと北方四島への思い」、第2セミナー「北方四島の今を知ろう」、第3セミナー「元島民が語る北方領土問題」、第4セミナー「浸食される島々~本格化する四島開発」、第5セミナー「ロシア風水餃子’ペリメニ’の料理」に400人が参加した。