2008年06月12日
なによりも職場で議論!=労働安全衛生講座
6月11日、北海道自治労会館で2008道本部労働安全衛生講座を開催し、64人が受講した。
主催者を代表して、山田副委員長(上写真中央)からあいさつを行い、引き続き、上野自治労顧問医「職場における現状と課題」と題して講演した。
上野顧問医は、「長期病休者は10年間で3倍に膨れ上がり、うつ病者は100万人を超えているといわれている。公務員の1%が長期病休者となっており毎年2万人の欠員が生じていることに等しい。このことは人員削減が原因であり、労働安全衛生の取り組みとして早急に職場段階で議論をし改善を求めることが必要だ」と問題提起を受けた。
続いて道本部から7月の労働安全衛生月間の取り組みを提起し、7単組から活動報告を受け、グループ討論を行なった。
グループ討論では、職場における労働安全衛生に関する問題点とその改善点方法についてをテーマに討論した。
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【画像】グループ討論する参加者
多くのグループで、メンタルヘルス、業務量・労働時間の問題があげられ、改善策として、人員確保要求、労働安全衛生委員会の活性化、職場点検活動の強化などを行なうことが重要であると報告された。
最後に、なによりも職場で議論をすることが問題解決にむけて重要であるとまとめ、単組に戻って取り組みを強化することを確認し終了した。

