2008年05月29日
自治労本部中央委員会=復興めざす輪島市で始まる
昨年3月25日に起きた能登半島地震から一年がすぎ、復旧から復興をめざしている輪島市で、自治労第136回中央委員会は840人が出席しはじまった。
今回の中央委員会は、復興支援の目的で行われた。
岡部委員長は、あいさつで、復興途上にあるなかで、中央委員会を受け入れ、準備していただいた輪島市職と石川県本部の仲間に感謝と、再建に向けたエールを送った。
市場原理主義的政策の限界が露呈した今、具体的施策こそが必要だとして、広範な市民との協働で状況を変革していかなければならないと述べた。
また、自治労は、正規・非正規の深刻な格差を正面から見据え、単なる既得権の擁護、すなわち「守り」の姿勢ではなく、公共サービス従事者すべての権利と労働条件の底上げをはかり、セーフティネットたる公共サービスを確立すべく、さらに脱皮を果たす必要があると強調した。
さらに、6月15日に会期末を迎える国会情勢にふれて「断固政権交代するため、勤労者に基盤を置く私たちが、広範な勢力を結集し勝利できるか否か、重大な岐路にある。自治労は国民の怒りを総結集し選挙を闘う」と訴えた。
会議は明日30日までの日程。