2008年01月07日
労働組合員数増加=H19年労働組合基礎調査
平成19年労働組合基礎調査が厚生労働省から12月27日に発表されました。
それによると、労働組合員総数は13年ぶりに増加に転じ、1,008万人(対前年比+3万9千人/0.4%)となりました。
しかし推定組織率は、18.1%となり、前年の18.2%から0.1%のマイナスとなっています。
労働団体別では、連合が6,622千人(前年比+100千人)、全労連684千人(前年比-17千人)、全労協132千人(前年比-7千人)となっています。
また、公務労協は1,607千人(-44千人)です。
民間企業の規模別では、千人以上の企業の組織率は47.5%なのに対して、99人以下は1.1%であり、大企業と公務職場中心の労働組合という図式は変化していません。
パート労働者の組合員数は588千人(前年比+73千人)と増加し、組織率は4.8%(前年差+5%)となりました。
産業別労働組合員数の調査の中で、公務部門は、雇用者総数が2,450千人(前年比+90千人)、労働組合員数は1,078千人(前年比-51千人)で推定組織率は44.0%(対前年差-6%)と、前年に引き続き減少しています。
自治労は915千人(前年比-32千人)となっています。なお、全労連自治労連は195千人(前年比-7千人)です。
<厚生労働省調査による推定組織率の推移> (千人) 労働組合員数 雇用者数 推定組織率
2000 11,539 5,379 21.5%
2001 11,212 5,413 20.7%
2002 10,801 5,343 20.2%
2003 10,531 5,373 19.6%
2004 10,309 5,371 19.2%
2005 10,138 5,416 18.7%
2006 10,041 5,517 18.2%
2007 10,080 5,565 18.1%
<厚生労働省調査による自治労組合員数の推移>
2000年 2001年 2002年 2003年
1,006千人 997千人 980千人 974千人
2004年 2005年 2006年 2007年
948千人 936千人 947千人 915千人
労働組合の組織率は2003年に19.6%と20%を割り込み、今年も18.1%と低下しています。
しかし連合を中心とした組織拡大の取り組みにより、組織人員はプラスに転じるなど、成果も現れてきています。
自治労の組合員数は3万2千人減少しました。地域公共連合として三単産の調査結果の合計は972千人となりますが、連合構成組織としてはUIゼンセン同盟の981千人に最大組織の位置をとって代られることとなりました。
自治労組織基本調査や登録納入確定作業においても、厚労省調査と同様の傾向が現れており、今後、市町村合併後の合理化や団塊の世代の大量退職が続けば、さらなる組織人員の減少が懸念されます。
あらためて、組織拡大の取り組みを集中的に取り組むことが求められています。



