12月5日、旭川市・旭川買物公園1・2仲通で街頭演説を行った。

ささき隆博候補応援のため、海江田万里・民主党代表と西川将人・旭川市長がかけつけた。

ささき隆博候補

街頭演説で、ささき隆博候補は、「今日は選挙戦4日目、4日間各地で大きく支えていただき、ありがとうございます。今回の選挙、安倍の暴走を食い止めるたたかい。安倍総理は、景気は回復したと言っているが、皆さんその実感は届いていますか。富めるものだけが富むこの政策がいかに間違いであるか今すぐ止めなければならない。生活者に密着した経済政策でなければならない。また、貧富の格差解消や地方創生を打ち出しているが、農業に企業が参入し、学校を統廃合するなどどこが地方創生なのか。安倍総理はやる気のある自治体と言うが、全国どこの自治体も必死にがんばっている。やる気のない自治体など一つもない。地方を支えているのは農業や中小企業などであるが、交付税がどんどん減らされている。何としても地域を守らなければならない。もうひとつ問われなければならないのは、平和の問題・憲法改悪です。もしも自民党が大勝すれば、暴走は加速する断固拒否しなければならない。今回の選挙は政権交代の選挙ではないが、1強他弱を正常に戻すたたかい。私も現職に立ち向かう選挙だが、互角のたたかいとも報道されている。今回は背水のたたかい、さらなる皆さんのご支援で一歩前進し、海江田代表の応援にもしっかりと応えたい」訴えた。

 

 

 

 

 

海江田万里代表

海江田万里代表は、「旭川は日本一寒いと聞いてきた。-41℃という記録もある。しかし、ちっとも寒くない。皆さんの暖かい想いが寒さを和らげている。熱い闘志が寒さを吹き飛ばしている。佐々木候補から力強い訴えがあった。今まで農民連盟の皆さんと意見交換をしたが、アベノミクスの恩恵はない。1ドル120円になった。円安のスピードが速く、農業者の皆さんは、燃料費・飼料・肥料が上がり、米価は上がらない。民主党政権の戸別補償制度は本当に良かったと言っています。働く皆さんも2%のベアがあったと安倍さんは言うが、ごくわずかな賃上げで中小企業の賃上げは2割。物価は上がり、生活は苦しくなる一方。これに歯止めをかけるのは二つ。雇用が不安定、38万人も正規雇用が減った。4割が非正規で国民の2人に1人が不安定雇用ではなく、国民が良かったと実感し、将来の不安がないことが必要。目の前にクリスマスツリーがあるが、上から下まで輝いている。しかし、安倍首相の経済政策は上だけしか光っていない。上から目線の一つしかない道などありえない。皆さんが主人公。企業が一番活動しやすい国は違う。働く人が幸せな社会でなくてはいけない。雇用の安定が第一。そして、二つ目が子育て世代を支えること。1人育てるのが限界、2人目は経済的に無理。もっと子供を増やすことには与党も野党もないが、自民党にはできないなぜなら優先順位が違うから。予算を組んでも公共事業が執行できないのが1兆円もある。その分子育て支援がもっとできる。高齢者の支援もできる介護保険が来年4月から要支援1・2が切り離される。認知症の6割が要支援1・2で認知症の進行につながる。介護・施設職員の待遇改善の法律をつくったが、しっかりと予算をつけなければならない。民主党の政策は人への投資。人材こそ日本の資源。政治の中で解決するため優先順位を最優先に。平和の問題も重要。来年は戦後70年の節目の年。しかし、日本はどうなるのか。自民党が大勝すれば、自民党政権は集団的自衛権の法律をつくるだろう。閣議決定自体おかしい。勝手なことをさせてはいけない。地産地消のエネルギーも重要。民主党は2030年代の原発ゼロをめざしているが、自民党はまるで事故がなかったよう。地産地消のエネルギーは地域おこしにもなる。今年の2月にも旭川に来ました。西川市長の再選も本当に良かった。その余勢で勝利したい。皆さんには2票ある。1票は「ささき隆博」もう1票は「民主党」と書いていただきたい。厳しい情勢だが、たたかいはこれから、ここから始まる。必勝に向けがんばりましょう」呼びかけた。

西川将人市長

西川将人市長は、「ひと月前市長選でお世話になりました。今度は佐々木さんの捲土重来のたたかいです。この選挙は旭川・上川・北海道を守るたたかいで、地方や大都市の格差拡大の流れを変えるたたかいです。2年間、佐々木さんは地域を廻り、みなさんの想いをしっかりと受け止めている。何としてでも国政に送り出し、旭川・道北の発展のため佐々木さんと一緒に頑張っていく覚悟です。皆さんのご支援を最後までお願いします」訴えた。