2月11日は「建国記念日」とされています。この日は、神話をもとに明治政府が制定し、侵略戦争美化の道具としてきた「紀元節」にあたります。かつて日本は、皇国史観のもと、アジア・太平洋の人々に侵略し植民地支配の不当な犠牲を強いてきました。1966年に当時の政府・自民党は、各界の反対を押し切り2月11日を「建国記念日」としました。

これに対して、労働組合・民主団体が結成した「靖国神社国営化阻止道民連絡会議(略称:靖国共闘会議)」が主催し、1969年から「紀元節復活反対2.11道民集会」を開いてきました。

労働界の再編成にともない別開催となった時期もありましたが、2005年度に統一開催が復活し、今年も昨年同様、北海道平和運動フォーラムが事務局団体になり、「第36回紀元節復活反対2.11道民集会」が開かれます。

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第36回紀元節復活反対2.11道民集会

≪日 時≫    2013年 2月11日(月)10:00~12:00(開   場 9:30)

≪会 場≫     北海道教育会館 7F大雪(札幌市中央区南3条西12丁目)

≪講 演≫    「日本型<民主主義>の迷走」

講師:帝塚山学院大学教授  薬師院 仁志(やくしいん ひとし)さん

<講師プロフィール>社会学理論、現代社会論、教育社会学を専攻。精神科医の香山リカとの共著「橋下主義を許すな!」(ビジネス社)で注目されている反橋下主義者。

この他の著書に「禁断の思考 社会学という非常識な世界」(八千代出版)、「地球温暖化論への挑戦」(八千代出版)、「日本とフランス二つの民主主義 不平等か、不自由か」(光文社新書)、「社会主義の誤解を解く」(光文社新書)